twitterに投稿した問題の解答
2020年5月17日 Magic: The Gathering
この問題 https://twitter.com/ryoushi_seamile/status/1260490919675080722?s=20 を解説を交えながら回答をしようかと。
この問題で読み取って欲しかったのは、以下の点になります。
・テキストを正しく理解しているか。
・各種効果によってどうなるかの相互作用。
・ライフ回復をされたとしても削り切れるなら勝ち。
では動きを見ていきましょう。
盤面は画像1枚目のようになっています。
ここで探るべきはあくまで勝つための筋道です。
少なくとも現状フルアタックしても《自然の怒りのタイタン、ウーロ》に阻まれてダメージが足りないのは明白です。
そこに手なりでウーロを対象に《払拭の光》をキャストしたくなりますが、その後全クリーチャーをアタックしても1点足りません。
《変容するケラトプス》をキャストしても1マナ足りずアタックに参加させることはできません。
そのため、別の方法でウーロを排除する方法が必要になります。
ここで使えるのは《運命のちらつき》になるのですが、何を対象にとればいいのでしょうか?
《狼の友、トルシミール》をちらつかせて狼トークンを出してもウーロを倒すには到底足りません。
また、《探索する獣》はビーストであるため、たとえちらつかせても《狼の友、トルシミール》の能力を誘発させることはできません。
よって、最終的に相手のウーロを対象にとる必要があります。(画像2)
しかし、「ライフ回復されるのはやだなぁ…」という意識が邪魔されると思います。
そこは逆に「相手のありうる最大ライフを減らしきれるか」を考えればいいわけです。ここでは仮に何らかの効果によってウーロの能力で3点ゲインしての14点を削り切ればいいと考えればいいわけです。
ここまでくれば計算しやすくなったと思います。仮にウーロをちらつかせたとして足りないダメージは手札の《変容するケラトプス》がちょうど補ってくれます。
よって、ウーロをちらつかせて、「脱出ではないため生け贄に捧げる」効果によって排除され、その後ケラトプスのキャストが正解となります。
ケラトプスをキャストしても1マナ余るため、ケラトプスの能力によって速攻を得てフルアタックで対戦相手の回復も含めてちょうど14点となり勝利となります。
この問題は以上になります。
各カードのテキストを理解できていれば特に難しいポイントはなかったと思います。
この、見えてる情報内で正解にたどり着けたなら初心者を抜けたと考えていいと思います。
何人かの方から「ウーロの能力によってEtBでライフゲインする土地や、(山が3つ置かれているとして)《ドワーフの鉱山》が戦場に出されたら勝てないのではないか?」というご指摘をいただきました。これは「カードプールを正しく把握している」という事なので、さらにもう一歩上のステップを踏んでいる方だと思います。
自身の経験をもとに作成していた手前、カードプール全体への確認作業をおこたっており、問題の不備申し訳ありませんでした。
最後に、たくさんのRT、いいねありがとうございました。
皆さんも実体験を基にした問題なら作成しやすいと思うので、どんどん作ってみんなの知識の補強をしていくといいのではないでしょうか。
コロナ禍によって対戦の場が減っていてカード欲に飢えている方が多数いらっしゃると思います。早く元通りの日常に戻れるように願うとともに、こういった遊びが増えることを願っております。
この問題で読み取って欲しかったのは、以下の点になります。
・テキストを正しく理解しているか。
・各種効果によってどうなるかの相互作用。
・ライフ回復をされたとしても削り切れるなら勝ち。
では動きを見ていきましょう。
盤面は画像1枚目のようになっています。
ここで探るべきはあくまで勝つための筋道です。
少なくとも現状フルアタックしても《自然の怒りのタイタン、ウーロ》に阻まれてダメージが足りないのは明白です。
そこに手なりでウーロを対象に《払拭の光》をキャストしたくなりますが、その後全クリーチャーをアタックしても1点足りません。
《変容するケラトプス》をキャストしても1マナ足りずアタックに参加させることはできません。
そのため、別の方法でウーロを排除する方法が必要になります。
ここで使えるのは《運命のちらつき》になるのですが、何を対象にとればいいのでしょうか?
《狼の友、トルシミール》をちらつかせて狼トークンを出してもウーロを倒すには到底足りません。
また、《探索する獣》はビーストであるため、たとえちらつかせても《狼の友、トルシミール》の能力を誘発させることはできません。
よって、最終的に相手のウーロを対象にとる必要があります。(画像2)
しかし、「ライフ回復されるのはやだなぁ…」という意識が邪魔されると思います。
そこは逆に「相手のありうる最大ライフを減らしきれるか」を考えればいいわけです。ここでは仮に何らかの効果によってウーロの能力で3点ゲインしての14点を削り切ればいいと考えればいいわけです。
ここまでくれば計算しやすくなったと思います。仮にウーロをちらつかせたとして足りないダメージは手札の《変容するケラトプス》がちょうど補ってくれます。
よって、ウーロをちらつかせて、「脱出ではないため生け贄に捧げる」効果によって排除され、その後ケラトプスのキャストが正解となります。
ケラトプスをキャストしても1マナ余るため、ケラトプスの能力によって速攻を得てフルアタックで対戦相手の回復も含めてちょうど14点となり勝利となります。
この問題は以上になります。
各カードのテキストを理解できていれば特に難しいポイントはなかったと思います。
この、見えてる情報内で正解にたどり着けたなら初心者を抜けたと考えていいと思います。
何人かの方から「ウーロの能力によってEtBでライフゲインする土地や、(山が3つ置かれているとして)《ドワーフの鉱山》が戦場に出されたら勝てないのではないか?」というご指摘をいただきました。これは「カードプールを正しく把握している」という事なので、さらにもう一歩上のステップを踏んでいる方だと思います。
自身の経験をもとに作成していた手前、カードプール全体への確認作業をおこたっており、問題の不備申し訳ありませんでした。
最後に、たくさんのRT、いいねありがとうございました。
皆さんも実体験を基にした問題なら作成しやすいと思うので、どんどん作ってみんなの知識の補強をしていくといいのではないでしょうか。
コロナ禍によって対戦の場が減っていてカード欲に飢えている方が多数いらっしゃると思います。早く元通りの日常に戻れるように願うとともに、こういった遊びが増えることを願っております。
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