去る3月某日(もうそんな前か)、ばっぱら会において第2回トリしば大会が開かれました。
雑感として、新規に土地に関するルールを追加したことで第一回と比べて多色デッキが多く出てきた印象があった。
そんななか、やってて気になった点を問題点として提示してみる。
まずルールはこちら↓
http://ryoushi5656.diarynote.jp/201311221755427487/
その1:マナを大きく伸ばせる土地の採用頻度が思いのほか低い。
これは主に下記の2つの問題点による所が大きいんだけど、使いたいけど使いこなせない、そんな印象を受けた。
実際に活用できていたのは《ニクスの祭殿、ニクソス/Nykthos, Shrine to Nyx》から無限マナを発生させる青単MOMaぐらいなもので、他のデッキでは採用こそすれお世辞にも活用できていた、とは言いがたかった。
その2:とにかく低マナ域のカード群のヘイトが高すぎる。
トリしばにおける低マナ域とは主に3~4マナのカードなんだけど、トリプルシンボルやマルチカラーの恩恵か、強力なのが目白押しである。
初手に置かれるとテンポ全部もっていかれる《守護ウィザード/Patron Wizard》に、お手軽除去の《損ない/Unmake》、マスデストラクションの《悪疫/Pox》、1体出るだけで地上が全て止まる《ファイレクシアの抹消者/Phyrexian Obliterator》
多色でも2ターン目から6マナに大きくジャンプアップし、《領土を滅ぼすもの/Realm Razer》にアクセスできる《結び蔦の神秘家/Knotvine Mystic 》、基本除去になってしまった《損ない/Unmake》、とりあえず除去+アルファとして仕事ができる各種魔除けetc...
これらのおかげで展開は速く、ビッグマナ系に踏み出せないのが現状だと考えられる。もちろん糸口はあるんだけども、なかなか難しいところではある。
その3:《不毛の大地/Wasteland》の採用頻度の高さ。
どのデッキでも《不毛の大地/Wasteland》が2~4枚採用されている現状だと、軽いカードのヘイトが高く、また土地一枚に対する重要度が通常のフォーマットに対して高いトリしばにおいては多色化、および大量マナ生成土地の採用しにくい状態であり、またフェッチ+基本土地が当たり前になりつつあって多様性について疑問符が付いてます。
エターナルとかでは往々にしてあることだけども、もっと多様性を出すにはここを何とかしてみたい。できれば禁止カードを出さずに。
以上のことを考えて以下のオプションルールの提案をしてみる。
最初の2枚出す土地に関するルールを変更して、基本土地以外のカードを選んでもよくする。
現状、基本土地2枚を戦場に出した状態でゲームを開始するようにルールを設定していますが、カード群を眺めていたら「別に基本でない土地を出した状態でスタートしてもいいんじゃねーの?」って考えになってきた。
タップインやEtBがある関係で現状のルールだと対応できないので、いろいろ試行錯誤して草案練ってみたのでこれを提案してみたい。
※ゲーム開始時の処理の変更案
1:通常の手順を変更し、デッキシャッフル前に先手後手を決定する。
2:先手から順に統率領域に表向きで土地カードを2枚出す。
3:統率領域にある土地カードは「あなたのアップキープの開始時に、このカードを統率領域から戦場に出してもよい。」という能力を得る。(これはカードの能力なので土地のプレイに含まれない)
3:以下、シャッフル、マリガンチェックをしてゲーム開始。
これなら基本でない土地を容易に採用できると思われる。土地を先手から順に公開して置くのは、先手が有利なので出した土地を見てから後手に選択肢を与えるため。
また、あくまで「アップキープの開始時に戦場に出してもよい」なので、通常は意味がないが《不毛の大地/Wasteland》対策として出さないという選択肢もできる。
ただ、このやり方だとマナが伸びるペースを犠牲にして擬似的に手札に2枚《不毛の大地/Wasteland》を持っている状態でゲームを開始する。という選択も取れるので、そこんところは要検討かもしれない。
統率領域を採用するのは、現状直接触れるカードが無いと判断したからであって、今後触れるカードが出てくるようならそこも変える必要があるかも。
いかがでしょうかね。既プレイ未プレイにかかわらず多様なご意見お待ちしています。
雑感として、新規に土地に関するルールを追加したことで第一回と比べて多色デッキが多く出てきた印象があった。
そんななか、やってて気になった点を問題点として提示してみる。
まずルールはこちら↓
http://ryoushi5656.diarynote.jp/201311221755427487/
その1:マナを大きく伸ばせる土地の採用頻度が思いのほか低い。
これは主に下記の2つの問題点による所が大きいんだけど、使いたいけど使いこなせない、そんな印象を受けた。
実際に活用できていたのは《ニクスの祭殿、ニクソス/Nykthos, Shrine to Nyx》から無限マナを発生させる青単MOMaぐらいなもので、他のデッキでは採用こそすれお世辞にも活用できていた、とは言いがたかった。
その2:とにかく低マナ域のカード群のヘイトが高すぎる。
トリしばにおける低マナ域とは主に3~4マナのカードなんだけど、トリプルシンボルやマルチカラーの恩恵か、強力なのが目白押しである。
初手に置かれるとテンポ全部もっていかれる《守護ウィザード/Patron Wizard》に、お手軽除去の《損ない/Unmake》、マスデストラクションの《悪疫/Pox》、1体出るだけで地上が全て止まる《ファイレクシアの抹消者/Phyrexian Obliterator》
多色でも2ターン目から6マナに大きくジャンプアップし、《領土を滅ぼすもの/Realm Razer》にアクセスできる《結び蔦の神秘家/Knotvine Mystic 》、基本除去になってしまった《損ない/Unmake》、とりあえず除去+アルファとして仕事ができる各種魔除けetc...
これらのおかげで展開は速く、ビッグマナ系に踏み出せないのが現状だと考えられる。もちろん糸口はあるんだけども、なかなか難しいところではある。
その3:《不毛の大地/Wasteland》の採用頻度の高さ。
どのデッキでも《不毛の大地/Wasteland》が2~4枚採用されている現状だと、軽いカードのヘイトが高く、また土地一枚に対する重要度が通常のフォーマットに対して高いトリしばにおいては多色化、および大量マナ生成土地の採用しにくい状態であり、またフェッチ+基本土地が当たり前になりつつあって多様性について疑問符が付いてます。
エターナルとかでは往々にしてあることだけども、もっと多様性を出すにはここを何とかしてみたい。できれば禁止カードを出さずに。
以上のことを考えて以下のオプションルールの提案をしてみる。
最初の2枚出す土地に関するルールを変更して、基本土地以外のカードを選んでもよくする。
現状、基本土地2枚を戦場に出した状態でゲームを開始するようにルールを設定していますが、カード群を眺めていたら「別に基本でない土地を出した状態でスタートしてもいいんじゃねーの?」って考えになってきた。
タップインやEtBがある関係で現状のルールだと対応できないので、いろいろ試行錯誤して草案練ってみたのでこれを提案してみたい。
※ゲーム開始時の処理の変更案
1:通常の手順を変更し、デッキシャッフル前に先手後手を決定する。
2:先手から順に統率領域に表向きで土地カードを2枚出す。
3:統率領域にある土地カードは「あなたのアップキープの開始時に、このカードを統率領域から戦場に出してもよい。」という能力を得る。(これはカードの能力なので土地のプレイに含まれない)
3:以下、シャッフル、マリガンチェックをしてゲーム開始。
これなら基本でない土地を容易に採用できると思われる。土地を先手から順に公開して置くのは、先手が有利なので出した土地を見てから後手に選択肢を与えるため。
また、あくまで「アップキープの開始時に戦場に出してもよい」なので、通常は意味がないが《不毛の大地/Wasteland》対策として出さないという選択肢もできる。
ただ、このやり方だとマナが伸びるペースを犠牲にして擬似的に手札に2枚《不毛の大地/Wasteland》を持っている状態でゲームを開始する。という選択も取れるので、そこんところは要検討かもしれない。
統率領域を採用するのは、現状直接触れるカードが無いと判断したからであって、今後触れるカードが出てくるようならそこも変える必要があるかも。
いかがでしょうかね。既プレイ未プレイにかかわらず多様なご意見お待ちしています。
コメント
また、このルールでは挙げられた3つの問題の内一つにしか対応できていないような気が。
個人的にトリしば構築は1度「初期ライフ30」案を試してみてもいいかなと思っています。
これによって1ゲームが長期化すれば問題点3つともほぼ解決しますので。
MOMa関連のコンボパーツや汎用アドカードなどを禁止する必要はあるかもですが…。