今日、カードショップで予約してたBox(これもZ/Xというまた違うTCGなのですが)を受け取りに行ったついでにバディファイトの500円デッキを買ってみた。

バディファイトってなんぞや?
公式サイト:http://fc-buddyfight.com/
最近、某池っち氏が開発してブシロードが発売したTCG。
バディ、武器など、独自のシステムを持つ。


一緒に買った知り合いと何戦かやってみた感じ、素直な感想として「面白い」 な、と。
やっててわかったのが、

・限りなく運を排除したシステム
昨今のTCGにありがちな、デッキトップをめくるなどの行為がなく、運が絡んでくるのはドローのみ。よって、公開情報の範囲のみで想定できることまでしか起きない。つまり、「相手に"これがあっても"負けないようにこうしておく」というリスク回避と、「相手に"これがなければ"負けないから攻める」というリスクを切り捨てて攻めることを天秤にかけるのが基本思考になる。

・魔法(スペル)の使用タイミングが限られてる
上記の話に付随することなんだけど、魔法(スペル)は基本的に自分のターンのメインフェイズにしか打てない。コンバットトリックは「対抗」と書かれた魔法しかないので、攻める側もコンバットトリックの想定がしやすい。

・アドバンテージの意味が薄め
まだ構築済みデッキしかないため、なんとも言えないんだけど、上記の観点から各種アドバンテージの意味が少ない。手札はあるかないかぐらいで十分で、同様にゲージは対抗のコストとして1~2枚要求されるので、3~4枚確保してるのが基本となるけど、結局手札に依存するので多いことはそこまでアドにならず、盤面のモンスターの数が絶対優位性には繋がらず、ライフは一発で消し飛ぶ程度しかないので即死しない=安全圏=ライフアド、となる。ドローカードも条件が厳しめで、最後の1手を引き込むための性質が強いと思う。

・絶対安全圏はかなり高いライン
思考実験の範囲だけど、ノーガードだと2t目に10点とか届く可能性があるので、そうしないための行動が必要。それを行ったうえでも、7点から結構危険ラインなので、安全圏を想定するなら 「10点あれば即死はない、それ以下だと即死がある」ぐらいで動いていけばまず死なないかな、と。

・負けた要因がわかりやすい
敗因が単純に「想定が足りなかったことによるミス」か「相手が考えうる最高の動きをしてきた」の2つしかないので、どこがターニングポイントだったかがわかりやすく、反省が今後に活かしやすい。

・勝っても負けても気持ちがいい
必殺技のシステムがやっぱり爽快で、ターンの一番最後にキャストすることも含め、「決め技」「必ず殺す技」というのがしっくり来る。
対して負けた側も「真正面から大上段で真っ二つにたたっ斬られて負ける」ので、いっそ心地がいいぐらい。負けても気持ちがいいTCGってそうそう無いよね。

とりあえずこんな感じかね。
やってみると本当に良さがわかるので、是非やってみて欲しい。
純粋に駆け引きがアツいのと、クソゲーが起きないシステムを作った池っち氏を素直に評価していいと思う。

さぁ、レッツプレイバディファイト!

コメント

MTGAnglerfish.アンコウ
2014年1月27日1:16

ブシロードが運を排除したTCGですって!?
驚きが隠せません…

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